春休みの週1どんぐりです。
3MX86
ニョロは、運動会で使うハチマキのお金を全員から集めました。
ハチマキは、1本123円で生徒は36人です。
ところが、ニョロのところに集まったお金は4320円です。
どうも誰かが金額を間違えたようですが、誰が間違えたのかわかりません。
そこで、不足分を全員で出し合うことになりました。
一人何円出せばいいでしょうl
本来集めなければならないお金を掛け算のひっ算で求め、
足りないお金を引き算で出し、
足りない108円を36人に1円ずつ分けて答えを出しました。
スムーズな展開でしたが、
これを見て感じるのは、
そのひとつひとつのステップを、
1年生の時、
2年生の時、
3年生の時に、
「わからーん」を連発したり、
固まったり、
イライラしたり、
文句言ったり・・・・・・・・
そうしてどんぐりに取り組んだ過程で
ひとつひとつクリアしてきたことの集大成のように見えました。
集大成といっても、もちろんまだまだ途中で、
来年、これを解くと、最後は、108÷36で答えを出すのでしょう。
高学年になれば、簡単な解法で解ける問題も、
こうして、じっくり、丁寧に、何年も時間をかけて、
素の状態から頭の中で組み立てていくこの過程が
とても大切で、これこそ「本当の学力」なのだと実感します。
smile^^。