人気ブログランキング | 話題のタグを見る

つぼみろぐ2

tubomilog2.exblog.jp
ブログトップ

「真摯」

「真摯」という言葉をはじめて意識したのは20代後半でした。
そして、この言葉を深く理解できたのは30歳後半からでした。
私は今の会社に途中入社しているのですが、
その時採用して頂いた社長が大切にしている言葉でした。
会社の理念の中にも「真摯なるチャレンジ!」とあります。

「真摯」という言葉を辞書で引くと、
「ひたむきなさま」とあります。

さらに「ひたむき」という言葉を辞書で引くと、
「物事に熱中するさま。一途なさま」と書いてありました。

以前から職場の上司によく言われていました。
「周りの雑音に惑わされず、
目の前のことに真摯に向き合え」と。

社内で議論する時、どうしても内向きな意見と
外向きな意見が交差するので、
上位者が言ってるからとか、調整的な見方などではなく、
お客様(対象者)にとって、一番よいのは何なのかを
ぶれない姿勢で議論できたら最高だと思うのです。


今、私の中で、この「真摯」という言葉はとても大切な言葉になりました。
年を重ねれば重ねるほど、家庭でも職場でもいろんな問題に直面し、
自分自身のことにおいても、とても複雑になってきて、
まわりに流されそうになり、
時には自分を見失うことも。。。

さらには、物事を素直に受けとれず、
「この人こう言ってるけど、ホントは、
何か他の意図があるんじゃないかなあ」などと考え、
素直に、その案件に応じられないこともあったりして。。。

人間関係は常に付きまとうものであり、
また、次々と情報が追ってくる日々。
それらに動じずに、自分の信念を通すこと、
また、その物事によい結果をもたらすための言動をすること、
そのためには、この「真摯」いう言葉が私にとって大切なんです。

私にとっての「真摯」という言葉の意味は、
「ひたむきに」・・・というより、「まじめに」と言う方が近いかな^^。

この言葉は、いつも私を「原点」に戻してくれます。
「自分に真摯であれ! 目の前の物事に真摯であれ!」と自分に言い聞かせるのです。
すると、身体に絡んだ紐がスルスル~っと解けていくように、
シンプルになるように感じます。


自分の子どもに対しても同様です。
「これは、子どもにとって必要な事なのか」を真摯に考え、
子育ての基準を間違わないようにしていくよう心がけています。

しかし、自分の娘を見ていると、
子どもには、「真摯」という言葉は必要ないんだあ、と気づきます(笑)

そして、子どもから、真摯さを学ぶことも多いですね~。
娘という鏡を見ると、真摯さに欠けた私が映し出されることが多々あります^^;

ただ、最近では、「真摯さ」を間違えている子どもも多いように感じます。
ひたむきに塾に通う姿
ひたむきに問題を大量の解く姿
ひたむきにネット検索する姿・・・・・

真摯な姿勢って、その対象を誤ると大変なことになるのですよね。
これは、やはり親の監督が重要ですね。

学校では、
「まじめに 真剣に」
「一生懸命に努力」
「まっすぐに」・・・・がんばろう!

などというけど、
「真摯」という言葉、
ちょっと難しいかもしれないけど、
小学生にも伝えてほしいな♪



Smile^^。











by tubomilog2 | 2016-10-26 13:45 | 毎日のできごと