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つぼみろぐ2

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あのチャレンジがあったからこそ・・・

さやは、5年生の時に、友達関係でうまくいかない時期がありました。

4年生の終わり頃から、

友達関係に、“飽和感”を感じていました。

それは、友達がどうとかじゃなくて、

自分を見つめ始めたのだと思います。

自分はどんな人間なのか、何が好きで、何が似合って、

人からどうみられているとか・・・いろいろあったと思います。

そんな状態で5年生を迎え、仲の良い友達がたくさんいるクラスでしたが、

あえて、触れたことのないタイプの子のグループに入りました。

そこでは、いろいろあって、本当にいろいろあって、

一言では言い切れないのですが、

今思えば、これまでと違う自分を見てみたい、知らない世界、知らない趣味に

触れてみたい、そんなチャレンジだったのだと思います。

しかし、残念ながら、そのグループとは合わず、

5年生の後半には、そのグル―プから自然と離れるようになり、

既に他のグループにも入ることが出来ない状態で、

一人ぼっちの数か月を過ごしたというわけです。

小学校には、保育園から一緒の子たちがたくさんいるのですが、

その子達が、受け入れてくれなかったことは、

本人はもちろん、私もとてもショックでした。



その間、1日だけ、お腹が痛いと言って学校を休みました。

しばらくは暗い表情をしていましたが、

5年生の2月頃、それまであまり接したことのない同じクラスのある女子が、

そんな暗いトンネルから引っ張り出してくれたのです。

それが、今の仲良しグループの一人です。

そして、春休みの願掛け(玄関掃除)が叶い、その友達と同じクラスになったというわけです!




・・・・・

なぜ、そんなつらい出来事を振り返ったのかというと、

先日、さやが、友達からとても嬉しい言葉をもらったからです!


剣道部1年生の部員の中には、

保育園から一緒の子が2人いて、今もとても仲良しです。

その1人の子との会話で、

5年生の当時、さやが入っていたグループの子の話題が出た時の事、

「さやさあ、5年の時、○○さん達と仲良かったやん。

 あのころのさやって、顔がすごくかわいくなかった~!

 なんであんな人たちと一緒にいるんだろう、

 いやだなあ、って思ってた。

 でも、今のさやはそうじゃなくて良かった~!」って言ってくれたそうです。

そんな嬉しい言葉を言ってくれる友達がいてくれるなんて幸せ者だなあ。



5年生の時のさやのチャレンジ。

あれは、彼女の中でもとても辛くて悲しい経験ではあったけれど、

あれがあったから、いろんなことが“見えた”と、本人が言います。

だらこそ、今、ホンモノの友達がいてくれるのだと。

自分に必要なものは何か、自分が大切にするものは何か、

自分はどんな“人たち”といたら幸せなのか・・・

小さいころから、彼女にとって、“人”がとても大切な存在であったからこそ、

“人”を知りたいという欲求があったわけだし、

そこから、たくさんのことを学ぶことが出来たのだろうと、

わが子ながら、とても尊敬しています。

彼女は、決して、人の悪口を言いません。

価値観が合わない人、嫌なことをする人、理解しがたい人等などいろいろいますが、

彼女は、人を人として否定しません。

大人の方が、いつも学ばされています。

人を大切に想うから、

たくさんの人から愛されるのですね^^。


Smile^^。











by tubomilog2 | 2017-07-27 12:46 | 中学生活