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つぼみろぐ2

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さやの習い事『ピアノ』~ 感性の扉♪

2月にさやの習い事『ピアノ』について少し触れたのですが、

先日、ピアノの先生とお話しし、

とてもよくわかったことがあったので書きます。



以前記事で書いた内容で、

以下、さやにとってピアノとは?と聞いたときのさやの返答。

「ピアノを弾くことが・・・というわけではなく、

私にとっての大好きな「表現をする手段としてピアノがあるって感じ。

別に、ピアノでなくてもいいのかもしれないけどね。

ピアノに限らず、音楽全般に言えることなんだけど、

音楽を聴いたり、ピアノを弾いていると、

音というよりイメージが浮かぶんよね~。

なぜかわからんけどね、

突然、写真?風景?というか、そういうのが頭に出てくるんよ。

音が色で見える(イメージできる?)人っているじゃない。

私には現実的に色は見えないけど、

こんな感じの色合い(グラデーションとか)とか、風景とか、

今まで見たことある描写や、見たことないものも出てくるんやけどね、

リアルな現実でない・・・つまり人のいる世界ではない、

人間が出てこないものが、音楽で表現できる(見ることができる)! ということ。

そういう感じ・・・・かなあ。




こんなこと言ってますけど・・・私にはまったく理解できなくて・・・

というと、先生は、


「演奏をする人と、演奏しない人との感じ方は全く異なるのですよ。と。また、


「演奏中に「発散」しているものは、

他のもの(スポーツだったり絵を描くことだったり・・・)発散するものとは

全然違うものが出ていると思います。とも。


色とかイメージとかを感じて、

 そのグラデーションのこの辺のあたりで弾くとかいう感覚は

 演奏者はよくあることなんですよ。

 そうですか。さやちゃん。。。そうですか。扉が開いていたんですね!!」


扉!?


そうかあ、感性の扉が開いていたということなんだあ。


そして、

この扉というのは、簡単に存在するものではないことも知りました。


「小さいころ練習のやり方によって、扉を閉じてしまったまま大人になり、

演奏している人が非常に多いんですよ。

扉が開いている人とそうでない人というのはすぐにわかります。

扉というのは、大人になってからでは、どんなに頑張っても開かないものなんですよ。と。


そうかあ、音楽の分野も、教育と同じなんですね。



そういえば、

先生は小さいころから言ってくださってました。

(※ピアニストにするつもりはないということを断ったうえで4歳からレッスンを開始)


「子どもの頃にしか習得することができない部分を大切にレッスンしています。

 技術的な部分は、その後からで十分育ちます。 

 さやちゃんには、今は、いろんな感じたもの触れたものから

 たくさんの宝物を心に貯めておいてほしいと思います。」と。




そういえば1年ほど前(5年生時)、練習しないことを相談したとき、先生は、

「さやちゃんは、今は、いろんなことに興味を持って、いろいろやりたい時期でしょう。

さやちゃんが、今後もピアノを続けるかどうかはわかりませんが、

もし、いつか、‘ピアノ’にベクトルが向いた時に、うまくいくように育ってますよ。

そうなるように教えてますよ。と。」

納得しました。



やっぱ、環境なんだな。

普段は練習もあまりせず、やる気が(全く!)ないように見えるけど、

本人にとっては、

ピアノはなくてはならないものなんですね。

全くわかりませんでした。


そういえば5年生の後半でいじめにあっていたころ、毎日毎日ピアノを弾き続けていました。

私は、「没頭することで気を紛らわせていた」と捉えていたのですが、

そういうものではなさそうです。

「人間が出てこない世界が見れる」というのだから。。。



先生が、扉を閉じることなく、そのように大切に育ててくださったから、

いま、まさにそのたくさんの宝物たちを使って

表現が好き、楽しいと思えるようになったのでしょうね。


最後に先生は、

「お母さんとはドンピシャの考え方ですから、とてもやりやすですよ^^。」

と言って下さいました。 もう感激でした!

このように、同じ価値観で子どもを一緒に育てて下さる、家族以外の方がいてくださること、

さやはなんて、ラッキーなんでしょう☆☆☆





そして、今回知った、もう1つのことがあります。


私が先生に、

「娘はいろいろなことに器用で、

小手先でちょろちょろっとやって良い結果を出すタイプだと思うから、

ピアノに関しても心配してたんです。」というと、


「いいえ、さやちゃんは、小手先だけでやって、その場だけうまくまとめたりしませんよ。

自分のペースではありますけど、ちゃんと向き合ってやってますよ。」と。


「さやちゃんのように、多くの事に興味を持ち、それなりに上手にやれる子、

お母さんからしたらさやちゃんしかしらないから普通に思うかもしれませんが、

誰もがそうではないんですよ^^。


ただ、これからは、世界が広くなり、同じようにできる子もたくさんいる中で、

さやちゃんがどうこなしていくのかですね。とても楽しみです♪


中学生、高校生になってもピアノを続けている子というのは、大まかに2通りあります。

1つは、音大を目指す子。

もう1つは、頭のいい子です。頭がいいというのは、とっても忙しい学生生活の中でも、

勉強も部活も友人関係も、そしてピアノも限られた時間で効率的にできる子です。

なにより、ピアノが好きで、ピアノを続けるかやめるかなどという考えはないような子です。


4月からは、限られた時間の中でやるピアノの練習法をさやちゃんに教えます。

さやちゃんが、今後もピアノを続けるかどうかはわかりませんが、

やり方というのはありますからね^^。」とも。


これには衝撃を受けました。

私は娘を疑っていたことになります。

謝罪しかありません。

私は、この後、心から娘に謝りました。


わかっているようで、わかっていない。。。

応援できてなかったですね。

なんと情けない親でありました。


「習い事」については、

わが家はこの先生のおかげで、

成長に支障がなかったと言えると思います

まれなケースではないでしょうか。


今回、先生と話した中で、他にも重要なお話しがあったので、

後日記事にしますね。




Smile^^。


















by tubomilog2 | 2017-03-24 16:36 | 毎日のできごと