さやのクラスの担任の先生は、
数学担当の女性の先生(私より年齢が上みたい)です。
学級通信第1号に載っている、こんなお話しをご紹介します。
この話しは、
入学式後の教室内で、
先生が強調して仰っていたことです。
とても心に残ったので。
「中学校は新しい歩みを始めることができる場面」です。
小学校には、
楽しかったこと、ケンカしたこと、嬉しかったこと、
出来たこと、出来なかったこと、嫌だったこと、
様々な思い出があると思います。
しかし、思い切って、一人ひとりが転入生になった気分で、
記憶をリセットし、
過去にこだわることなく、互いにいいところ探しからはじめて、
新たな気持ちで友達になってみませんか。
新たな出会いが、
自分でも気づかなかった可能性に
気付かせてくれるかもしれませんよ。
以上 学級通信より。
さやの中学校は、さやの小学校と、お隣の小学校の2つの小学校から来ます。
男子70名、女子62名の 計132名の新入生です。
クラスの半分が顔見知りなだけに、
緊張感もさほどない様子。
それだけに、先生のお話しは、とても印象深く心に残ったのです。
先生は、
「クラスを見渡すと、よく知っている友達がいると思いますが、
中には、新しい自分で中学生を迎えようと思っている人もいるかもしれませんね。
この、入学という機会に、ぜひ、やってみてほしいのです。
よく知ってる友達に、
『ねえ○○さん、○○さんって、どんな趣味があるの?』とか、
なんでもいいので、新しく出会った気持ちで話しかけてみてください。」と。
この言葉を言ってもらっておくと、とてもいいですね。
あるのとないのとでは違うと思います。
さやの小学校にも、不登校の子が数名いたしました。
中学校には、今年度より、クラスに入る前に一旦休む教室というのを設けたそうです。
新しいステージのはじまり。
みんながみんな、もちろんさやも含めて、
100%の前向きな気持ちでスタートできるわけではないと思います。
今の時代に、とても優しいお話しだったと、
先生に感謝しました。
また、
娘の生きるステージが変化したことを、
親としても実感させられます。
親も、そんな子どもの新たな歩みをサポートできるよう、
家庭を整えておきたいですね。
Smile^^。