先日の母の日、さやが手紙をくれました。
そこには、たくさんのありがとうと、嬉しい言葉の数々がありました。
その中の一文に、こうありました。
「やっぱり、中学生になって、私がいろんなとこで、
みんなからすごいねって言われることが多いのは、
私の小さいころからの教育や環境がよかった部分だと思うから、
お母さんには感謝するばかりの毎日だな~(笑)」
そこで、私は、お礼を言いました。
「手紙には、たくさん嬉しいことが書いてあったよ、ありがとう!
小学校では、ほんとは、さやはもっといろんなことが出来たり、
取組めたり、上手になったりしたんだと思う。
でも、実は、お母さんは、ある程度のところで止めていたんだよ。
中学生になったら、もっともっと伸びていくだろうと思ったかね^^。
今はもう、お母さんはその手を放したのよ。
だから、今のさやは、すべてさやだよ。」と。
すると、さやは、
「じゃあ、あたし、今、『魚』?」 (←水に放たれた魚)
私「だね~(笑)」
さや、「そっかー! そういうことかあ(笑)。」
さやが字を読める頃から、たぶん4才くらいから、
私は、毎年さやの誕生日に手紙を書いていて、
その手紙に必ず書くこと(手紙を書かない年は口頭で)があります。
それは、
『あなたの思うように生きてね。』という言葉です。
年によって表現は違ってたと思うけど、このことを言い続けてきました。
この言葉は、さやへのメッセージですが、
実は、毎年、自分自身への戒めでもあったのでした。
自分の子が『思うように生きる』ことが出来る、
そして、それがその子の幸せにつながるということは、
子の思考や行動に問題がないように育て上げるということです。
そんな環境を整え続けるということです。
私は、こんなに大きな命題を掲げていたという事になるんですね。
(いやあ。。。言葉にするとなんとスゴイこと!)
でも、さやが5歳の時にどんぐりに出会って、
どんぐり子育てができたことで、
それが実現できたと思うのです。
もちろん、至らないところもあるし、さや自身、
これからもっと成長してくわけなのですが、
その土台となるものは、ある程度出来たといえるのではないでしょうか。
これが12歳の教育の結果の一つといってもいいかもしれません。
すみません。自慢に感じるかもしれませんが。。。
決して自慢したいわけではなく、どんぐり子育ての一つの結果を
みなさんにも知っていただきたくて、書いてます^^。
中学生になってわかったことがあります。
小さいころからメディア制限をして、
受動的な行いを極力減らして、
宿題等の反復的学習は避け、
習い事の内容や量を調整してきました。
子どもは好奇心の塊なのですから、
見たい、知りたい、やりたいの連続です。
でも、やりすぎないところで止めておいて、
成長段階を優先し、
今しなくてはいけない、
心・情緒を守りながら視考力をつけることをしていった結果、
大切な部分を壊すことなく、
自らの好奇心持って、
爆発させるほどのパワーで突き進むのことができるているのではないのでしょうか。
さやのように、目立つものに興味が多く、すぐに動く子はわかりやすいですけど、
見た目は静かで、でも心はバリバリ燃えている子もいれば、
自分とって良いタイミングを見ている子もいるでしょう。
個性は違えども、きっと、どんぐり子育てをしてもらえた子たちは、
12歳以降、自信を持ってどんどん前進していくんじゃないかなあと思います。
この『自信』はガラスではないのですものねっ!!
『あなたの思うように生きてね♪』
もう、このメッセージも卒業ですね。
もう、伝えなくても大丈夫!
そう思った母の日でした。
こんな幸せな思いをくれてありがとう!
Smile^^。