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つぼみろぐ2

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作文・・・その後 2

前回のつづきです。

娘と「差別」について話していると、

自分が小学生の時、道徳の時間を思い出しました。

学校では正しいことを教わります。

これはとても大事なこと。

でも、人と人との間はとても複雑で

いつも教科書どおりにはいかないもの。

そんなこと、娘は成長過程で体験し考えていくものだろう。

親として出来ることは、

正しいことを正しいこととして伝えるだけではなく、

親であっても人間であり、

間違いを反省しながら生きていることを

正直に伝えていきたいと思います。





「差別」というにはちょっと違うものですが、

私には、忘れられない恥ずかしい過去があります。

そうは、私が就職したばかりの頃のことです。

取引先の男性(50代の方)で、建築現場監督をされていた方が、

当時私が勤務していた会社によく出入りされていました。

若い社員にいつも声をかけてくださり、

楽しい話をしてくれたり、時にはおやつのお土産を下さったり、

社内では話せないような相談にのってくれました。

そんなとても温かいお父さんのような方。

ある日、私は、受付で、その方から、「これ現場の鍵、返すね。」と言って、

キーホルダーのついた鍵を渡されました。

「はーい!」と言って、手を出したその時、

その方の、色黒で肉厚で土やら油やら何やらがこびりついた手を見て、

私は、自分の手をぱっと引っ込めてしまったんです。。。

とっさに「わぁぁぁぁぁぁぁ!!なんてこと!!」と心で思ったときには時遅し。

その方は、私に、「ごめんごめん汚れてて~^^」と笑って、鍵を机に置いて帰っていきました。

そのことは、もう10年以上も忘れられずにいます。

何かにつけ、恥ずかしいことをした自分を思い出すのです。



私にとってはとても恥ずかしい過去。

いまだに、「なぜ手をひっこめたのだろう」と考えることがありますね。

娘にも、このことを話してみたいと思います。



続きはまた。


Smile^^。
by tubomilog2 | 2012-02-18 12:07 | 毎日のできごと