前回の記事の通り、さやは英検を受けたのですが、
試験が終了し、迎えに来た私の車に乗るやいなや、
さや 「5級、やばい!」
私 「や、やばいって、何が?
」
さや 「めっちゃ小さい子が多い!
何より一番感じたのは、その子達に付いてきた親の熱意よ!!
まじ、すごいけん!多分、幼稚園児も来てたと思う(ほんとか?)。
その子達ね、回答用紙の会場名を書く欄に、
「ふくおかじょがくいんだいがく」って、
ひらがなで書くとよ。もちろん自分の名前もやけどね。
漢字も書けんのに、英語勉強するってどうなん???
でね、お母さんが始まるまで横についててね、始まるころになったら、
『○○ちゃん、がんばってね!ファイト!!』って言って、
背中をたたいて去って行ったとよ~。すごいけん!
そんなに英検持っとるってすごいことなん?
まあ、そんな小さい子達と一緒に5級受けとるあたしもウケるけどね~(笑)
とにかく親の熱意がすごかった! すごいもの見たね!!
あたしとしては、小学校低学年までは英語勉強しなくていいと思う。
まあ、英検受けるとしたら、最低、高学年からやね~と思うけどぉ。
あ、試験は、5級しょぼい! 試験代払わせてごめんね~っ!て思った。」
この日は、福岡市の公立小学校の運動会の日でした。
だから、受験していた小学生は私立小学校の子ということになるのかな。
その人数の多さにも驚きましたが、
小さいころから、そんなに英語に熱心なことに驚きました。
私の知らない世界だったので。。。
いろいろ考え方はあると思いますので否定はしません。
確かに同級生の一部の(塾で先取りしている)子達と比較したら、
さやの学習進度はずいぶん遅れているでしょう。
ただ、
英語に限らず、先取り学習、暗記学習、反復練習によって、
勉強に嫌悪感を感じる子が多いと思います。
私は、自分の子どもにさせてこなかった親として感じていることは、
今中2の娘が、今、期末試験中で、一生懸命勉強している最中、
「あたし、勉強好きかも~
」と笑顔で本気で言ってること、
このことが、すべてを表してるんじゃないかなあと感じています。
もちろん、本人にとっては、勉強を継続していくことは負担が多いはずですし、
暗記も反復も自分なりに工夫しながら、がんばらなくてはなりません。
見ていて大変そうだなあと感じる時もあります。
でも、
人間が生まれたときから備わっている、
「興味」「好奇心」「知る喜び」「満足感」「達成感」・・・
そんな人間の根本に自然にあるものがなくなることなく、
「学ぶことが楽しい!」と感じられることは、
娘にとって大きな大きな財産であると思いますし、
このことが、これから困難な問題にぶち当たった時に、
自分で考え、工夫し、行動し、解決していける力になるのだと思います。
どんな険しい世の中になっても、
生きていく力になるのだろうと確信しています。
Smile^^。