国立青少年教育振興機構の調査研究
H22年「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」報告書
-子どもの頃の体験は,その後の人生に影響する-
というものが、さやの学校の校長先生から紹介されました。
早速中身をネットで見てみると、
とっても興味深い内容がつまっていましたよ!
調査結果を成人と青少年の回答で分けると、
成人調査結果①
子どもの頃の体験が豊富な大人ほど,やる気や生きがいを持っている人が多い。
成人調査結果②
子どもの頃の体験が豊富な大人ほど,
「丁寧な言葉を使うことができる」といった,
日本文化としての作法・教養が高い。
成人調査結果③
小学校低学年までは友だちや動植物とのかかわり,
小学校高学年から中学生までは地域や家族との
かかわりが大切だと思う。
成人調査結果④
年代が若くなるほど,子どもの頃の自然体験や
友だちとの遊びが減ってきている。
青少年調査結果①
幼少期から中学生期までの体験が多い高校生ほど,
思いやり,やる気,人間関係能力等の資質・能力が高い。
青少年調査結果②
体験が豊富な子どもほど,
携帯電話を持っている・読む本の冊数が多い、割合が高い。
また,コンピューターゲームやテレビゲーム遊びをしない、割合が高い。
青少年調査結果③
小学校低学年までは友達や動植物とのかかわり,
小学校高学年から中学生までは地域や
家族とのかかわりが大切だと思う。
報告書の最後のほうに
調査のための質問事項がまとめてありましたが、
特にこれが興味深い!
「子どもの頃の体験」 が大切だということは多くの人が
感じていることだと思います。
でも、その“体験内容”が今と昔では様変わりしている、
子どもの生活環境が異なる中で、
質問事項の中にあるような、
自然体験・動植物とのかかわり・友達との遊びなどなど、
昔は当たり前にあったことが、
現代の子ども達の多くは、その環境を作ってあげなくてはならなかったりするわけで・・・
だからだろう。
今回の小学校からのお便りには、校長先生が、
最近の若い人たちの規範意識や社会性の欠如を話題にし、
「みんなで体験活動しましょう!」と呼びかけています。
どんな体験活動ができるのか具体的に例を挙げてありました。
福岡の中では、大都会にある小学校です。
工夫に工夫を重ね、家族で意識しなくてはできないものなんですよね。
多くの家庭で、「子どもの体験」に感心を持つといいですね♪
Smile^^。